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今月の言葉「8月」

1学期もなんとか終業式を迎えることができました。これまで今年度は全てが想定外でした。
6月までの休園中、そしてそれ以降、登園が叶った後も保護者の皆様にはご不便をおかけ
していることと存じます。
 

4月、5月、教員一同園児さんたちに会えない中なんとか日常の園の生活に近づけるように
ICTの活用など工夫をしながら子供たちに会えることをモチベーションに過ごしてまいりました。
そしてようやく6月中の短縮ではありますが登園を再開、7月からお弁当を教室で一緒に食べる
ことができました。通常の保育と園児さんの安全とを推し量りながらの試行錯誤の1学期でした。
辛うじて夏祭りは、規模を縮小して実施いたしました。また、ばら組さんのお泊り保育は、お楽しみ会
という形で実施予定です。

予定していた行事も残念ながら中止・延期を余儀なくされたものもあり、園児さんにとって貴重な
学びの機会が失われてしまうのではないかと懸念しております。 

そうした中で毎月のお誕生会は一人一人の成長を祝い、保護者の方にもそれを実感していただく貴重な
機会であるため、4月から8月のお誕生会の日取りをそれぞれ設定しながら開催させていただきました。
 

お誕生会では先生たちがプレゼントとして劇を上演します。台本選び、練習、道具作りなど毎月大変ですが
園児さんたちが毎回ワイワイ楽しそうに見てくれているのでやりがいがあります。お気づきのことと思い
ますが、誕生会の劇も毎回ドタバタ喜劇ばかりではありません。教育的な意味やキリスト教的価値観を
伝える内容のものも用意しています。実は劇は教育的なツールとして非常に効果のあるものです。 

1学期上演した劇の中で「どうぞの椅子」という劇があります。絵本をご存知の方もいらっしゃることと
思います。この劇は「誰かにしてもらった恩を次の人に伝えると誰かが幸せになる」ということを伝えて
います。ある意味とてもキリスト教的価値観を含んでいる
ストーリーでしょう。「どうぞの椅子」を準備
している中で「ペイ・フォーワード」という映画を思い出しました。この映画では、先生から「もし、きみたちが
世界を変えたいと思ったら、何をするか?」と聞かれた一人の少年が自分の周りの決して幸せとは言えない人々に
思いを馳せ、受けた好意をその人に返すのではなく、別の人に贈るということを思いつくという
ストーリーです。
ペイ・フォワード」という映画のタイトルは無償の善意を意味します。そしてそれはキリスト教的な価値観を
よく表していると言えます。
 

「どうぞの椅子」での登場人物(動物)は次に来る人(動物)のために自分の持っているものを残していきます。
「どうぞの椅子」もペイ・フォーワード、自分の受けた恩/善意を他の人に伝える精神が描かれているように感じ
ました。ご家庭でも何か子供さんが「どうぞ」の精神を伝える場面を作っていただけばと思います。短い夏休み
ですが皆様の安全と健康をお祈りいたしております。 

教職員一同2学期元気に登園してくれる園児さんの姿を楽しみにしております。 

 

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